思考の散歩道

散歩好き音楽ディレクターの日記

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アイデアってすごい

ぼくのまわりには、本当に優秀なクリエイターがたくさんいます。 作詞家、作曲家、編曲家、演奏家、エンジニア、デザイナー、カメラマン、映像作家、・・・・などなど、たくさんの方々のお世話になって仕事をしています。 若造のころ、背景も根拠もなく、無…

「Friend」 Crazy Director Recording Diary 10

Miho Morikawa 「another Face ~ Goro Matsui + Koji Tamaki ~」クレイジーディレクターのレコーディング日記 森川さんのレコーディング2日目 -「Friend」 2019-8-1417:30 ~ 「Friend」 Vo & Piano+Percussion どんどんシンプルに「歌」の根源へと向かう…

命よありがとう 「幸 〜SACHI〜」

SACHI これは、30年ほど前につくられた作品のようです。詳しくはしらないけど、真璃子さんの歌で30年前に、とんねるずのオールナイトニッポンのエンディングテーマだったそうだ。 シャーリー・マクレーンの友達が作った曲のようです。彼女の娘さんが「SACHI…

怪物たちがやってきた

孫たちとあうのはたのしい。なかなかタイミングがあわず、10ヶ月ぶりに会う。 チーン。 まずは阿弥陀様と清安さんの写真に手をあわせてもらった。 かわいい。なかなか、お行儀もいいじゃないか。 さぁ、食事にしましょう。 ぼくは、常々、核家族というのは不…

清安さんと彼岸花

妻が釈尼 清安さんになって、3回目の夏がきた。 8年もベッド上で動けずにすごしたのた。 よく頑張った。 やはり、出会いは不思議だ。 妻が倒れたのは2010年の2月だった。全身麻痺で、一般的には植物状態とかいわれていたけど、しっかりと生きた。 当たり前…

「月に濡れたふたり」Crazy Director Recording Diary 10

Miho Morikawa 「another Face ~ Goro Matsui + Koji Tamaki ~」クレイジーディレクターのレコーディング日記 森川さんのレコーディング2日目 「月に濡れたふたり」 2019-8-1414:50~「月に濡れたふたり」 ウードは周りとのコミュニケーションがとれやすい…

「ウードとの出会い」Crazy Director Recording Diary 09

Miho Morikawa 「another Face ~ Goro Matsui + Koji Tamaki ~」クレイジーディレクターのレコーディング日記 森川さんのレコーディング2日目 8月14日 13時30分・・・ここまでの2時間半で、 「Truth」・・・PV撮影「熱視線」・・・PV撮影「あなたに」・・…

1月のひまわり

ayunaさんが真璃子さんの誕生日プレゼントに贈った歌のタイトルです。 もちろんこれは、夏の写真ですが、、、ふたりは数年前の1月に出会ったそうです。ここにも、出会いの連鎖は隠れています。この二人が会っていなければ、ぼくはayunaさんと会うことはあり…

出会いの連鎖

ひとつの出会いは、さらに新たな出会いをもたらします。 単純にふりかえれば「出会いの連鎖」で、人生は作られているように思います。 たとえば、誰しも、この世に生まれてみますと、両親がいたり、兄弟や姉妹がいたり、そこではじめましてという最初の出会…

出会いという不思議

人との出会いというのは、本当に不思議なもので「縁」ということばが、しっくりとくるというか、他では説明がつかないことが多くあります。 他の言葉では説明がつきにくいので、一言で決着のつくこの「縁」という言葉を選ぶと、気持ちが楽になるのかもしれま…

「B studio」の思い出

sound inn B-studio これは、記憶の中ではない、目の前の景色です。 今、レコーディングしているこのスタジオ、、、Sound inn B studio このスタジオ自体は、40周年です。 40年前、ちょうど出来立てのこのスタジオに見学にきたことがあります。その時は、作…

「あなたに」Crazy Director Recording Diary 08

ドラムの録音は1日目に、5曲すべて終了していましたので、2日目は午前中にPVを2曲撮影させていただき、すべてが終了となりました。 いやぁ、かっこよかったです。 「熱視線」のドラムのプレイを面白いアングルで撮影できたことは、とても楽しかった。 そし…

8月のシクラメン

窓際においてあるシクラメン、光が当たりとても綺麗です。 シクラメンって冬の花だから、お正月にあるといいなと昨年12月の暮に購入しました。開花時期は通常10月から4月までです。 このシクラメンは、我が家が気に入ったようで、5、6、月と咲いて、こんなこ…

「忙しい」って何?

「忙しい」って何? 今、書いてみて、そうかと思い出したけど、りっしんべん に 亡くなると書くわけですね。こういう文字の成り立ちというのは、立派なものだなと思います。 りっしんべんは立心偏 「心」が立った形のつくりですから「心」のことですね。 そ…

「風をあつめて」Crazy Director Recording Diary 07

映像監督の翁長さんは、このトリオでのバンド演奏と森川さんの歌という「熱視線」に触発されて、おもしろいアングルでの撮影をやってくれました。 ぼくはこういう瞬間に「幸せ」を感じます。 人は1人では、なにもできません。へんな言いかたですが、僕が自…

「アルバムの世界を生んだトリオ」Crazy Director Recording Diary 06

Miho Morikawa 「another Face ~ Goro Matsui + Koji Tamaki ~」森川さんのレコーディング2日目 前日1日目に、ドラムの入っている曲が5曲も録音できてしまいました。今回のアルバムでのドラムの出番は終わったので、昨日、撤収してもいい状態となりました…

「感謝」 Crazy Director Recording Diary 05

8/13 朝9時からのセッティングから、順調なスタート、そしてトラブル、とらぶるを乗り越え、PV撮影〜さらに録音はつづきます。 運が悪いときには、レコーディングは調律師がくるまですべてがストップというケースでした。野﨑さんがどうやって演奏したのかは…

「怪我の功名〜Lucky & Happy〜」Crazy Director Recording Diary 04

ピアノの野﨑さんの超絶テクニックにより、トラブルを乗り切りながら「じれったい」の録音は完了しました。そのタイミングで、ピアノの調律師がもどってきてくれました。 すべてがうまく回り始めると感じた瞬間でした。ぼくらにとって「時間」というのは大変…

「トラブルを乗り越えろ」Crazy Director Recording Diary 03

さて、レコーディング初日でのトラブル発生からのお話のつづきであります。 トラブルはピアノのトラブルでした。ピアニストの野﨑さんが途中で演奏をやめて、困りながらも、全体のムードを下げないように、あかるくトラブルを報告してくれました。 野﨑さん…

「一寸先は闇だとさ」Crazy Director Recording Diary 02

この秋にリリースする森川美穂さんのアルバムanother Face 〜 tribute to Goro Matsui + Koji Tamaki 〜 のレコーディング日記 12:30〜「悲しみにさよなら」 初日のレコーディングはこの曲からスタートしました。森川さんの声の調子がいまいちな状態ですが、…

「レコーディングスタート」Crazy Director Recording Diary 01

Miho Morikawa 「another Face ~ Goro Matsui + Koji Tamaki ~」 8/13から今年の森川さんのアルバムのレコーディングがはじまりました。2016年の11月のライブからはじまったライブメンバーで培ってきたサウンドが、すごい威力でマスターに録音・定着されまし…

「時空」を共有する音楽

いわゆる「せーの」で、一発録音にかけるレコーディングがはじまりました。 ミュージシャンたちがスタジオでライブをするように演奏し、歌手はその場で歌います。ようするに、お客さん不在のスタジオライブレコーディングです。 90年代中盤くらいまでは、当…

しあわせとすれ違った 〜記憶について-02〜

記憶について考えていたら、思い出した。 2016年の8月の本栖湖での出来事です。 ちょうど今頃の風景です。 この子はどうしてるかな。 今週、とてもひさしぶりに孫たちとあう。 たのしみだ。記憶もやっぱり散歩する。 2016年8月の本栖湖 2才、3才、そしてお…

記憶について

あの日の夕焼けが忘れられない。 あの一言が忘れられない。 今さっき、言ったばかりでしょう? ちゃんと聞いているの? 日々、ぼくらは記憶の中で生きている。 記憶という機能が失われたら、 そもそも、自分という概念さえわからなくなるだろう。 アイデンテ…

「才能」について

長年、音楽業界に身を置いてきましたので、さまざまな歌手を身近で見てきました。いつも、声がいいな、歌がうまいな、才能があるな・・・とか、客観的に見てきましたが、この客観性とは、ファン目線、お客様目線と同じであります。 徐々に視線は変化していく…

記憶の中にある景色 01

還暦をむかえるにあたり、人生の振り返りメモを書いてみます。そのうち、息子や孫たちが、読む日がくるかもしれません。 ぼくはミュージシャンになりたかった。でも、へたくそでなれませんでした。 自分が優秀であったと思うのは、演奏の才能がないというこ…

見えない音 vs 見えるデザイン+コトバ

あるステレオのパンフレットに「原音を忠実に再生する・・・」と書かれていた。コトバの機能には、意味を伝えるための伝達のための機能と、コトバ以上にイメージを広げる・・・これって素晴らしい、そんな気持ち良い世界が購入すれば、体験できるんだよーっ…

原音とは何か? 目的は何か? 〜ディレクター編〜

むかしむかし、5才くらいの頃はレコードなどは浪曲くらいしかなかったけど、蓄音機はあって、ソノシートが何枚かあった。「0戦はやと」「ビッグX」「鉄人28号」とかがあったように思う。たぶん、すべてモノラルだった。そもそも、ミシンの箱のような蓄音機…

焚き火と瞑想効果

本栖湖キャンプ場・・・はじめてこのキャンプ場に来たとき、焚き火にはまった。 若い頃、20代〜35歳くらいまでは、夏には伊豆の海にあそびにいっていた。毎年行っていた海辺の温泉旅館のおやじさんが、山歩きが好きな人だった。山の話を聞いて、山をあるいて…

「今」を生きる方法

頭の中を空っぽにしたいと思い、和歌山にあるお寺に遊びに行った。自然に囲まれた環境でぼーっとすることをしに行った。そこで、いろいろとわかったことがある。 頭の中を空っぽにすること=何も考えないことというのは思いのほか難しいということ。静かに瞑…